クラフトビールには、フルーティーなもの、苦味が強いもの、黒ビールのようにコク深いものなど、さまざまなスタイルがあります。
その中でも「えっ!?こんな香りのビールがあるの?」と驚かれることが多いのが**ラオホ(Rauchbier)**です。
ラオホは、まるで燻製料理のようなスモーキーな香りを楽しめる個性的なビール。
初めて飲むと「ベーコンみたい!」「スモークチーズっぽい!」と感じる方も多い、かなり特徴的なスタイルです。
今回はクラフトビール初心者の方向けに、
- ラオホってどんなビール?
- なぜ燻製の香りがするの?
- 初心者でも飲みやすい?
- おすすめの飲み方や銘柄は?
などをわかりやすく紹介していきます。
ラオホ(Rauchbier)とは?
ラオホはドイツ語で「燻製ビール」という意味です。
ドイツ・バンベルク地方を代表する伝統的なビールスタイルで、最大の特徴は何と言っても燻製のような香り。
通常のビールは麦芽を乾燥させて作りますが、ラオホでは麦芽をブナ材などの木で燻しながら乾燥させます。
そのため、ビールに独特のスモーキーな香りがつくのです。
一口飲むと、
- 燻製ベーコン
- スモークチーズ
- 焚き火
- 燻製ナッツ
のような香りを感じることがあります。
クラフトビール初心者の方には少し驚きのあるスタイルですが、ハマる人は本当にハマります。
ラオホの特徴
① スモーキーな香り
ラオホ最大の魅力は、やはり燻製香です。
グラスに注いだ瞬間から、
「えっ、これ本当にビール?」
と思うほど個性的な香りが広がります。
ただし、最近のラオホは初心者向けに飲みやすく仕上げたものも多く、意外とスッと飲めるものもあります。
② 苦味は強すぎない
IPAのように強烈な苦味があるわけではありません。
むしろラオホは、
- 麦芽の香ばしさ
- コク
- 燻製感
を楽しむタイプ。
「苦いビールは苦手だけど、香ばしい味は好き」という方には意外と合うことがあります。
クラフトビール初心者でも楽しめる?
正直に言うと、ラオホは「超初心者向け」というよりは、少しクラフトビールに慣れてきた方におすすめのスタイルです。
ただ、
- 普通のビールに飽きてきた
- 面白いビールを飲んでみたい
- 燻製料理が好き
という方にはかなりおすすめ。
「こんなビールがあるんだ!」という驚きを味わえるので、クラフトビールの世界の広さを感じられると思います。
飲み頃温度
ラオホは冷やしすぎない方が香りを楽しめます。
おすすめは 8〜12℃くらい。
キンキンに冷やすよりも、少し温度が上がった方がスモーキーな香りがしっかり感じられます。
初心者におすすめのラオホ3選
富士山の麓の標高1000mの高原地帯にある富士桜高原麦酒。ドイツ伝統のビールスタイルを忠実に再現するブルワリーとして国内外から評価されています。このラオホはドイツ伝統のスモーク文化を日本のクラフトビールシーンに見事に根付かせた名作で、香り、味わいが高い次元でバランスされています。

福島県猪苗代町の澄んだ水と職人の技術によって生み出された香り豊かな燻製ビールです。スモーキーな香りとモルトのコク、そして飲みやすのバランスが絶妙でとても美味しいです。

ドイツ・バンベルクの名門クロースターブロイが醸造する伝統的なラオホビール。燻製香で一口グラスに近づけるとベーコンやスモークチーズを思わせる香ばしい香りがふわりと立ち上がります。飲んでみると燻製麦芽の香りとキャラメルやチョコレートのような甘さが広がりまろやかで美味しいです。


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