クラフトビールと聞くと「苦そう」「個性的すぎて飲みにくそう」というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし今回ご紹介する**Utage Brewingの「RICE ALE(ライスエール)」**は、そんなイメージを良い意味で裏切ってくれる一本です。

缶のデザインはおにぎりを持ったかわいらしいネコのキャラクター。見た目からして親しみやすく、「どんな味なんだろう?」と手に取りたくなります。
しかも原材料にはお米を使用。日本人にとって身近なお米の魅力を活かした、軽やかで飲みやすいクラフトビールです。
今回は実際に飲んでみた感想を中心に、見た目や香り、味わい、飲み頃温度などを詳しくレビューしていきます。
Utage Brewing RICE ALEとは?
RICE ALEは、北海道小樽市の北海道麦酒醸造で製造され、販売はBeer the Firstが手掛けるクラフトビールです。
缶の説明には、
お米由来の軽やかさを活かした、さらっと飲めるライスエール。すっきりとした後味で、心も気持ちも切り替えようよ。
と書かれています。
アルコール度数は6%。
一般的なラガービールより少し高めですが、お米由来の軽快さによって重たさを感じにくいのが特徴です。
また尾西食品との共同企画商品とのことで、「お米」にこだわったコンセプトがしっかり感じられます。

見た目
グラスに注ぐと、まず目を引くのは美しい琥珀色。
黄金色というよりはやや濃いアンバー寄りのカラーで、透明感があります。
濁りはほとんどなく、非常にクリアな印象。
泡立ちは豊かで、真っ白な泡がこんもりと形成されます。
泡持ちも悪くなく、クラフトビールらしい上品な見た目です。
ライスビールというと淡い色合いを想像していましたが、思った以上にしっかりとした麦芽感を感じさせる色合いでした。
見た目だけならアメリカンペールエールにも近い印象があります。

香り
グラスに鼻を近づけると、まず感じるのは穏やかなモルトの香り。
強烈なホップアロマが前面に出るIPAとは異なり、とても落ち着いた印象です。
ほんのりと感じるのは、
- ビスケット
- パン
- 穀物
- はちみつ
を思わせるような優しい香り。
さらにお米由来と思われる柔らかく上品な甘みも感じられます。
派手さはありませんが、「飲み疲れしない香り」という表現がぴったり。
毎日飲んでも飽きないタイプのアロマです。
味わい
ひと口飲んでまず感じたのは、
「驚くほどスムーズ!」
ということでした。
口当たりが非常になめらかです。
お米を使用したビールらしく、重たさがなくスッと入ってきます。
最初に感じるのは穏やかな麦芽の甘み。
その後にやさしいホップの苦味が続きます。
苦味はかなり控えめで、IPAに慣れている方なら物足りなく感じるほどかもしれません。
しかしこのビールの魅力はそこではありません。
お米由来の軽快なボディによって、
- 飲みやすい
- 食事を邪魔しない
- 何杯でも飲めそう
という絶妙なバランスに仕上がっています。
後味は非常にスッキリ。
口の中に苦味や甘みが長く残らず、自然に次の一口を誘ってくれます。
アルコール度数6%を感じさせない飲みやすさは見事でした。
飲み頃温度
おすすめは6~9℃程度。
冷蔵庫から出してすぐでも十分美味しいですが、少し温度が上がるとモルトの香りやお米由来の優しい甘みがより感じられます。
真夏なら5~6℃。
春や秋なら8℃前後がおすすめです。
キンキンに冷やしてゴクゴク飲むのも良いですが、個人的には少し温度を上げた方がこのビールの魅力を楽しめると思いました。
飲んだ感想
最近はIPAやヘイジーIPAなど香りの強いクラフトビールを飲む機会が多かったので、このRICE ALEはとても新鮮でした。
派手さで勝負するビールではありません。
むしろ、
「毎日飲みたくなるクラフトビール」
という表現がしっくりきます。
お米を使ったことで生まれる軽快さと飲みやすさ。
それでいてクラフトビールらしいモルトの風味もしっかり楽しめます。
個人的には「クラフトビール初心者」にぜひおすすめしたい一本でした。
IPAはちょっと苦手という方や、普段は大手メーカーのラガービールを飲んでいる方にも受け入れられやすいと思います。
ネコのイラストもかわいく、ギフトや話題作りにもぴったりだと思います。

コメント