「クラフトビールは苦そう…」
そんなイメージを持っている方にぜひ飲んでほしいのが、今回ご紹介する**「TOKYO Craft(東京クラフト) ヘレス」**です。
サントリーの人気シリーズ「TOKYO Craft」の限定醸造として登場した一本で、ドイツの伝統的なヘレススタイルをイメージしたラガービール。ホップの苦味を前面に出すのではなく、モルトのやさしい甘みと飲みやすさを大切にした仕上がりになっています。
今回は実際に飲んで感じた印象を、見た目・香り・味わい・飲み頃温度・感想などの視点からレビューしていきます。

TOKYO Craft ヘレスとは?
TOKYO Craftシリーズは、サントリーが「東京から新しいクラフトビール文化を発信する」というコンセプトで展開している人気シリーズです。
今回の「ヘレス」は、ドイツ・ミュンヘンで長く親しまれてきたビアスタイル。
「ヘレス(Helles)」とはドイツ語で「明るい」という意味で、黄金色の美しい色合いと、モルトのやさしい旨みを楽しめるのが特徴です。
IPAのような華やかなホップではなく、「毎日でも飲みたくなる飲み心地」が魅力のスタイルですね。
基本情報
- ビアスタイル:ヘレス(Helles)
- アルコール:5.5%
- 製造:サントリー
- 特徴:モルトの旨みを楽しめる限定醸造
缶にも大きく「モルトの旨み」と書かれている通り、このビールの主役はホップではなくモルトです。
見た目
グラスに注ぐと、輝きのある黄金色。
やや濃いめのゴールドカラーがとても美しく、「これは美味しそう」と思わせてくれます。
泡立ちは非常にきめ細かく、真っ白でクリーミー。
泡持ちも良く、グラスの上にふんわりとした泡の層が長く残ります。
派手さはありませんが、とても上品でクラシカルな見た目。
ドイツビールらしい落ち着いた雰囲気があります。

香りと味わい
最初に感じるのは、焼きたてのパンやビスケットを思わせるモルトの香り。
ほんのり蜂蜜のような甘さも感じられ、とても優しい印象です。
ホップの香りは控えめで、柑橘系の華やかさよりも穀物の風味が前面に出ています。
ひと口飲むと、
「おお、これは飲みやすい。」
まずモルトの自然な甘みが広がり、そのあとから程よい苦味が追いかけてきます。
苦味は決して強くなく、最後はスッときれいに切れていくので重たさを感じません。
派手なインパクトはありませんが、
「気付けばグラスが空になっているタイプ」
そんなビールです。
後味も非常にクリーンで、何杯飲んでも飽きないバランスの良さがあります。
クラフトビール好きはもちろん、普段ラガービールを飲んでいる方にも違和感なく楽しめる味わいです。
飲み頃温度
おすすめは6〜8℃。
冷蔵庫から出してすぐでも美味しいですが、5分ほど置いて少し温度が上がるとモルトの甘みや香りがより豊かになります。
キンキンに冷やし過ぎるよりも、少しだけ温度を上げた方がヘレスらしい味わいを楽しめます。
飲んだ感想
個人的には、
「派手ではないけれど完成度が高いビール」
という印象でした。
最近はIPAやヘイジーIPAなど香りの強いクラフトビールが人気ですが、こういう王道のラガータイプを飲むと改めてその美味しさを実感します。
モルトの優しい甘みと、きれいな後味。
「もう一杯飲もうかな」と自然に思わせてくれる、そんな魅力があります。
クラフトビール初心者にもおすすめしやすく、ビール好きなら「こういうビールもいいな」と感じられる完成度です。
特に暑い季節にはゴクゴク飲めますし、食事と一緒ならさらに美味しさが際立ちます。

コメント